食中毒に要注意!身近に潜む危険な病気

体調
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2017-05-20 | by biken

近年は、ホテルのレストランや飲食店などの食中毒により何百人もの方が腹痛や吐き気を訴え、病院に運ばれたりするなどのニュースが見受けられることが多いので、食中毒は問題視されています。しかし、食中毒とは具体的にどのように発症してしまいどのような経緯で完治するのでしょうか。今回は食中毒について原因や対策などを詳しく説明していきたいと思います。

そもそも食中毒とは?

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食中毒は『食品に起因する胃腸炎、神経障害などの中毒性の総称』と定義付けされており発症した人の多くは、嘔吐や腹痛、下痢などの症状を引き起こしてしまいます。食中毒は有害な微生物や化学物質を含むものを食べた際に生じる健康障害のことを指します。

よって、単なる海鮮料理などの生物の食べ過ぎや、お酒の飲み過ぎでお腹が痛くなることや、下痢になることもありますが、これらは食中毒ではないということになります。

食中毒は暑くなり衛生管理が難しい夏場に多いとも言われていますが、実は冬場にも多いのです。冬場に多いのは感染力の高いノロウイルス患者が多いからです。

食中毒の中にも種類がいくつかあり、細菌性食中毒や、ウイルス性食中毒、寄生虫食中毒、自然毒食中毒などが挙げられます。

細菌性食中毒の中には感染型と毒素型があります。感染型は食品内で一定菌数以上に増殖した原因菌を採取し腸管内で感染してしまうことにより発症してしまいます。毒素型は食品内で原因菌が増殖する際に毒素を産生して、その毒素を食品とともに食べてしまうと発症してしまいます。

ウイルス性食中毒のほとんどは、厚生労働省ではノロウイルスと認定されており、食中毒においても、感染者の手などに触れた食品に菌が付着した二次感染も増えています。

食中毒の発症の順序や原因は?

主な食中毒の原因としては、栄養、水分、温度の三つの悪条件が重なると食中毒が起こると言われています。

栄養は、細菌にとっても人々の食品の栄養が生きていく源となるので、主に調理器具に付着した食品の残りや冷蔵庫の保存方法が悪い食品に細菌が育ってしまいます。水分は、細菌が育つためには多少の水分が必要なので、水分がある環境は細菌が増殖してしまう可能性があります。温度は、細菌が増殖するのは10度〜60度と言われており、36度前後がもっとも発育すると言われているので、しっかりと食品の、保存方法には気をつけなければなりません。

よってこれらの栄養、水分、温度の三点の悪条件が重なり、食品に菌が付着し、ついた菌が増殖し、その食品を食べてしまうことによって食中毒が発症してしまうのです。

その対策としては、まずは食品に菌自体がつかないように台所の調理器具や冷蔵庫の中などを清潔に保つことです。食品の保存方法は特にしっかりする必要があります。そして、食品に菌がついてしまい、菌が増殖しないように、できるだけ迅速に調理することや冷却するように心がけることが大切です。特に夏場だと冷蔵保存しなければならないものでも、長時間リビングに置いておいたりすると菌が付着しやすくなってしまいます。また、調理の面ではしっかりと熱を通すことが大切です。とくに生物や肉ものは、しっかりと中心部で熱を通しながら食す必要があります。

また、調理をする前に自身の手をしっかりと洗うことも大切です。

食中毒になってしまったら?詳しい治療や費用などは

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食中毒の主な症状は、激しい腹痛や激しい嘔吐、下痢、発熱による悪寒です。

もし、軽い腹痛や嘔吐であれば1日程で治るのが普通です。しかし、水分を放出してしまうので脱水症状を起こしやすいので、水分補給が大切です。気分が悪い分冷たい飲み物を欲してしまいがちですが、冷たい物は胃腸を刺激してしまうので、常温に冷ましたお茶やスポーツドリンクがおすすめです。しかし、嘔吐物や排泄物に血が混ざっていることや、高熱やめまい、筋肉の脱力感、激しい腹痛などがある場合は医療機関での受診が必要になります。

とくに、近年でも患者が増えているアニサキスによる食中毒は腹痛や嘔吐が激しく、医療機関での内視鏡でアニサキスを取り出すしか方法がないので、迅速医者に診てもらう必要があります。

万が一下痢がひどい場合は安易に市販の薬を飲んでしまってはいけません。市販の薬には食中毒の症状に合わず、副作用を起こしてしまうことがあるのでしっかりと医療機関で受診してもらいましょう。

食中毒にならないために対策をしよう

食中毒は、対策をしっかりとすることで事前に防ぐことができます。台所や冷蔵庫など身の回りを清潔にすることや、食品調理の際には冷却や加熱などその食品にあった保存方法や調理法を守ることが大切です。

しかし、近年被害件数が増えている通り、食中毒はホテルのレストランや飲食店など、思わぬところで被害にあってしまう可能性もあります。そうした際には、症状が軽い場合は家で安静にしたり、症状が重いのならば医療機関に診てもらったりなど迅速に対応できるようにしましょう。

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