便秘

あなたの便秘の原因は?便秘の種類と原因

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「最近、便がウサギの糞にみたいにコロコロしてる…」、「血便をするようになった…」、「便が固くて辛い…」など、便秘と一言にいっても種類と原因、症状は様々です。便秘は原因を知ることが、解消への一番の近道になります。ここでは便秘の種類と原因について詳しく解説していきます。

あなたの便秘の種類と原因は?

便秘には大きく分けて「機能性便秘」と「器質性便秘」の2つの種類があります。各種原因と特徴が異なります。ここでは「機能性便秘」と「器質性便秘」について詳しく説明していきます。

 

1.機能性便秘

機能性便秘は大腸の働きに異常が発生することで起こります。機能性便秘は原因によってさらに「弛緩(しかん)性便秘」、「痙攣便秘」、「直腸性便秘」、「食事性便秘」の4種類に分類されます。

・弛緩性便秘

大腸は一定のリズムで運動しています。この運動が活発でなくなることや腹筋力の低下で緊張が緩むと、便を肛門まで押し出せずに腸の中に便が長くとどまるようになってしまいます。そうすると、便の水分の吸収が過剰に行われてしまい、固くなってしまい便秘が起こります。これが弛緩性便秘です。

弛緩性便秘は、腸のぜん動運動の低下や腸内環境な悪化、水分不足、極端なダイエットが原因とされています。腸内環境の悪化を促進する要因として、甘いものを摂取しすぎる事が挙げられます。糖分は悪玉菌のエサになってしまうのです。さらに糖分は胃の中で「糖反射」という反応を起こすと言われています。糖反射とは糖分を摂ることで胃腸の働きが低下する反応の事を言います。胃腸の動きが鈍くなると腸に溜まっている便を押し出す力は弱くなってしまいます。

弛緩性便秘の原因として、よく取り上げられる食材が肉です。肉に含まれるタンパク質は悪玉菌を増殖させる働きがあるので、便秘になりやすい食べ物と思っている人も多いです。しかし、肉は動物性脂が含まれているため便を柔らかくしてくれる働きがある他、タンパク質は筋肉を増大してくれます。弛緩性便秘は腹筋力の低下も原因の一つなので、解消のためには欠かせない食材といえます。肉で悪玉菌が増えないように野菜やヨーグルトなどと、組み合わせてバランス良く摂取することが大切です。

・痙攣性便秘

痙攣性便秘とは、生活環境の変化や心理的ストレスを受けて、自律神経のバランスが崩れてしまう事が原因で起こる便秘です。痙攣性便秘は、特に副交感神経が緊張しすぎることで起きます。それによって下行結腸(左わき腹あたりに縦状にある大腸の一部)に麻痺した部分が発生し、そこが狭くり便が正常に運ばれなくなります。症状としては、排便があっても量が少なく、便がウサギの糞のようにコロコロしたものになります。さらに、食後に下腹部が痛くなったり、下痢と便秘を繰り返す、残便感などの症状が出てきます。

痙攣性便秘の解消方法としては、ビタミンCの補給をおススメします。ビタミンCはストレスを和らげる効果があるだけではなく、善玉菌のエサになり腸の動きを活発にしてくれます。ビタミンCは体内で作ることが出来ないため、ビタミン不足にならないように果物や野菜から摂取するようにしましょう。

 

・直腸性便秘(習慣性便秘)

直腸性便秘は、便を我慢することが度重なる事で便意が起こらなくなり、直腸に便が溜まって便秘になってしまう便秘です。高齢者に多い他、痔や恥ずかしさ、忙しさなどから排便を習慣的に我慢してしまう人に多い便秘です。

直腸性便秘の解消するには、緊張状態にある骨盤底筋を緩める必要があります。骨盤底筋のトレーニングでは肛門や膣を意識的に締めて緩めるという繰り返しの運動をする事で鍛えられます。具体的な体操をご紹介します。まず、軽く膝を曲げて立てた状態で仰向けに寝てください。その時、足は肩幅に開きリラックスするようにしてください。次に、肛門や膣をお腹に側に締めていくイメージで力を入れていきます。締めた後、しばらくその状態を続けて下さい。辛くなったら力を抜いて、1分前後、力を抜いてリラックスして下さい。この「締めて緩める」という体操を10分程度繰り返します。便意を我慢しすぎているという自覚のある方はこの体操を実践しつつ、便意を我慢しないように生活習慣を改善してみて下さい。

・食事性便秘

食事性便秘とは、食物繊維の不足により腸壁に適度な刺激が無くなってしまい起こってしまう便秘です。極端なダイエットや偏った食生活をしている人に多くみられます。意識的に食物繊維を摂取するようにし、バランスの取れた食生活を心がけるようにしましょう。食物繊維を多く含む食べ物は、切り干し大根、ゴボウ、干しプレーン、干ししいたけなどがあります。

 

2.器質性便秘

器質的便秘とは、腸閉塞や大腸がん、腸捻転といった大腸の異常や、腸の長さや大きさの異常など、器質的な原因があり、消化管に通過障害が起こる便秘です。症状としては血便や激しい腹痛、嘔吐などがります。こういった症状に心当たりのある方は医師の診察を受ける必要があります。

 

自分の便秘タイプを判断できない方へ

病院での便秘の検査の流れ

「自分ではどのタイプに一番当てはまるのかわからない…」、「病院に行きたいけど、どんな診察があるかわからないし、恥ずかしくて行けない…」という方に病院の診察の流れをご紹介します。

まずは、あなたの便秘の症状をかかりつけの医師がいる場合はその医師に相談しましょう。その他の場合、内科、消化器科、胃腸科、心療内科、メンタルクリニックなどで便秘の治療を受けることが出来ます。

病院では最初に問診をします。具体的には、排便の回数や体重の増減、食欲、便の状態などについて聞かれます。事前に自分で便の状態や排便の回数などを把握しておくと良いでしょう。次に検査・診断で便秘の原因を正確に特定し、大きな病気と鑑別するために血液検査、便潜血検査などを行うこともあります。

最後に診察の結果、あなたの便秘の原因や状態について説明を受けます。多くの場合、薬物療法が治療の中心になりますが、便秘の解消には食生活の見直しや生活習慣の改善を行うことが大切です。

便秘を放置すると恐ろしい事に!

自分の便秘の種類と原因が把握できたら、早速少しずつ解消出来るように生活習慣を見直していきましょう。便秘を放置すると腸の中に便が長時間溜まったままになってしまうので、下腹部が張った感しがしてきます。これが便秘で悩まれている方に多い「下腹のポッコリ」です。便秘が続くと多くの場合、頭痛やめまい、イライラや食欲不振が起こるようになってきます。

それだけではなく便秘をそのまま放置しておくと、救急車で運ばれてしまうほどの恐ろしい弊害が起こることもあります。

恐ろしい便秘の具体的な弊害はこちら↓

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