夏の睡眠時間は1年で最も短くなる

真夏の暑さは、近年ますます酷くなっていて、今年(1017年)は3年連続の猛暑のようです。
記録更新の酷暑続きで嬉しくありませんが、日中の暑さは夜まで続いて寝苦しさは最高に、そして調査結果では「夏の睡眠時間は1年で最も短くなる」とのこと。
寝苦しい夏の夜を、上手く乗り切る方法を探ってみまし。
湿度の調節が肝心

寝苦しさの原因の1番は「夏の夜の暑さ」ですが、それと共に同じくらいの原因は「湿度の高さ」と言われています。
実際の睡眠実験では、同じ高温状態でも湿度50%と湿度75%では、湿度の高いほうが深い睡眠が得られないとわかっています。

多湿高温の日本の夏の夜は、睡眠にはもっとも適していないということになりますね。

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この環境の悪影響は、「湿度が高いことで、皮膚からの熱放散が悪くなる」からです。
眠気は、体の奥の温度「深部体温」の下がるタイミングでおきるのです。

「深部体温」は午後8時頃から少しずつ下がり始め、寝具に入った後もそれは続き、そして自然な眠りへと入っていきます。
このとき、湿度が高い状態になってしまうと汗が蒸発しにくくなるため、皮膚からの熱放散が進行しないのです。

汗の蒸発による気化熱は、皮膚表面の熱を放出して体温を下げる働きをしています。
これが上手に機能しないと「深部体温」は下がりませんから、寝たいのに眠りには入れなくなります。

とても寝苦しい状態が続いて、寝不足から体調の悪化を招くこともあります。
湿度調節が肝心な理由です。

寝具を考え直す

部屋全体の湿度調節より簡単で手っ取り早いのが、寝具の素材の交換です。

BANGKOK, THAILAND - AUGUST 12 2016: Beautiful luxury bedroom interior decoration in Hotel
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寝るところ・寝床の環境を変えることで、湿度の軽減を図りましょう。
特に背中は発汗量が多く、湿度が高い部位ですから、この背中の部分に湿気がこもりやすくなります。

シーツを、夏には最適なリネン(亜麻)に変えてみましょう。
吸湿性と放湿性に優れたリネンは、湿度をこもらせないという点でとても優れていますし、天然素材という安心感もあります。

近年様々な涼感寝具が出回っていますが、敷き布団を変えずにシーツ交換で済む手軽な方法も試してみる価値はあります。
頭を冷やすことで「深部体温」も下がるので、水枕・氷枕の利用もお勧めです。

冷房をいろいろと考えてみる

いろいろ工夫しても眠れない場合は、冷房の活用も考えてみましょう。

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体質的に冷房が合わない人以外は、高温多湿で睡眠不足におちいるよりも活用するほうが得策だと思います。

眠りに入ってから3~4時間の冷房は、深い睡眠の現れる時間帯にあたります。
深い睡眠は前半に現れますから、このチャンスにしっかり眠ってしまおうという作戦です。

冷房の設定温度は、個人の体調や好みにもよりますし、住んでいる土地や環境によっても違ってきます。
あなたの一番眠りに入りやすい温度設定を、暑くなる前に試しておくことも必要かも知れませんね。

ただ、一日中冷房漬けでは体調は整いませんから、扇風機の使用法も考えましょう。
扇風機を直接当てるのではなく、数台を使用して、寝室の空気を循環させる方法があります。
特に体の熱を発散させるには、足元に置いて皮膚温度を下げる方法もよいようですよ。

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