便秘を解消してくれる働きをもつ栄養素

女性のなかには、頑固な便秘に長い間悩んでいるという人も少なくないでしょう。

便秘を解消させる働きを持つ栄養素を知り、毎日の食事のなかでとるようにこころがければ、健やかな生活を送ることが期待できます。
ここでは、便秘解消に役立つ栄養素について紹介します。

♯便秘解消はもちろん、生活習慣の予防にも役立つ食物繊維

食物繊維には、大きく分けて「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があります。

不溶性食物繊維は便を大きく太くして、また、かさを増やすことによって排便を促進させます。

水溶性食物繊維の作用は、硬い便をやわらかくすることです。そのほかにも、不溶性食物繊維には、悪玉菌が発生させた有害物質をからめとって排除する作用があります。

そして、水溶性食物繊維は水に溶けてゲル状になるため、栄養素の吸収をゆるやかにして、さらに血糖値の急激な上昇を抑える働きもあるのです。

こうして、食物繊維は便秘や肥満の解消、それに生活習慣病の予防にも役立つとされるため、毎日必要な栄養素のひとつといえるでしょう。ちなみに、食物繊維はほうれん草や人参、ごぼうなどに多く含まれています。

♯健康と美容をサポートするビタミンC

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ビタミンCの成分は、乳酸菌の栄養源になることによって善玉菌を増やして、それから、活性化させる働きがあります。

そこで、腸の動きを活発にしてくれる善玉菌が増えれば、便秘の解消が期待できるでしょう。そして、ビタミンCは「抗ストレスホルモン」というストレスに対抗するホルモンの材料にもなります。

そのため、多くとることでストレスへの抵抗力がアップし、さらに便秘解消にもつながるといわれているのです。
そのほかに、ビタミンCは肌のキメを整えるなど美肌へと導く作用があることでも知られています。

また、レモンなどの柑橘類をはじめ、赤ピーマンやキャベツなどに多く含まれています。

♯腸のぜん動運動を活発にする乳酸菌

腸内の悪玉菌が食べ物のカスなどの残留物を腐敗させることで腸内をアルカリ性に変えると腸のぜん動運動が低下するため、便を外に送り出す力が弱まります。つまり、便秘の腸内は悪玉菌が優勢な状態なのです。

ヨーグルトやチーズ、味噌などに含まれる乳酸菌は善玉菌の代表格で、さらに腸内の善玉菌を増やす働きがあります。

したがって、乳酸菌をとることで善玉菌が増えると腸内が酸性に変わるため、腸のぜん動運動が活発化することによって外に便を排出させる力が強まるのです。

このように腸内環境を整えれば、便秘が解消されることも期待できるでしょう。

また、乳酸菌は便秘解消だけではなく、腸内の免疫力を上げる働きもあるといわれています。

♯善玉菌の栄養源になるオリゴ糖

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オリゴ糖は、少糖類と呼ばれる糖類の1種です。消化されないまま大腸に届く難消化性のものと、小腸で吸収される消化性のものがあります。ここでは、難消化性のオリゴ糖を紹介します。

オリゴ糖は、乳酸菌やビフィズス菌などの栄養源になることによって善玉菌を増やすという働きがあります。

そのため、善玉菌が増えることによって腸内環境が整えられるので便秘解消に期待できるでしょう。

さらに、オリゴ糖は甘味はありますが、消化・吸収ができないため血糖値が上がらず、その上、インスリン濃度にも影響を与えないのです。

そのほかに、オリゴ糖をとると、腸のぜん動活動が活発になるので腸内の食べ物の通過時間が短くなり、必要な栄養素以外は吸収されなくなります。

それで、コレステロールやブドウ糖などの吸収が抑えられるため、生活習慣病の予防にもなるといえるでしょう。

オリゴ糖は、バナナや大豆、きなこなどに含まれています。

♯やわらかい便をつくるマグネシウム

マグネシウムはミネラルの1種です。

そのなかでも酸化マグネシウムは、便秘の解消をサポートする働きがある栄養素として知られています。

酸化マグネシウムをとると水分が体内に吸収されやすくなるため、便をやわらかくすることができるのです。

そのため、便秘薬に利用されています。

さらに食物繊維と一緒に摂取すれば、便のかさが増して腸のぜん動運動動も活発になるので、排便がより楽になるといえるでしょう。

マグネシウムはひじきや昆布、ココアなどに多く含まれています。
便秘を解消する働きをもつ栄養素を意識してとることで、スムーズな排便ができるだけでなく、健やかな体と美しい肌も手に入れることが期待できるといえるでしょう。

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